育児疲れに効く!ママパパの“ゆる育児”実践アイデア10選
育児に正解はないと言われても、SNSや育児本に囲まれて、つい「ちゃんとやらなきゃ」と自分を追い詰めていませんか?
「立派な子に育てなきゃ」と気を張りすぎて、ストレスがたまっていませんか?
――そんな時におすすめしたいのが、“ゆる育児”という考え方。
育児のすべてを完璧にこなそうとせず、もっと気楽に、ゆるく子育てをするという現代のスタイルです。この記事では、子育てに疲れている方や、ワンオペや共働きで毎日がパンパンなママパパに向けて、育児ストレスを軽減するための“ゆる育児”実践アイデア10選をご紹介します。
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ゆる育児とは?頑張りすぎない育児スタイル
「ゆる育児」とは、手を抜くことではなく、“力を抜くこと”。
「○○しなければならない」「良いママ、良いパパでいなければならない」という思い込みを手放して、もっと自分たちに合ったやり方で子育てをすることで、共働き世帯や、ワンオペ育児をしているママさんパパさんの、心と時間の余裕を取り戻すカギになる考え方です。日々の育児の中に、ぜひ取り入れてみてくださいね。【実践アイデア10選】今日からはじめる“ゆる育児”
1.朝ごはんは毎日同じメニューでOK
バランス重視も大事ですが、毎朝悩むのはママやパパの負担につながります。
「定番メニューでOK」と割り切れば、時短&ノーストレスになりますよ。
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2.テレビや動画を“罪悪感なく”活用
子どもの動画タイムは“ママ・パパの休憩タイム”と割り切ってOK!
少し手が離れるだけで、気持ちに余裕が生まれます。
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3.寝かしつけは「無理に寝かせよう」としない
「寝ない=親のせい」と思わなくて大丈夫です。
眠る環境を整えたら、子どものペースを尊重して進めるのがコツ。
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- 「たまにはパパと…!」
- それはそれ、これはこれ。
4.ごはんはレトルト・冷凍・総菜の活用を
毎食手作りじゃなくてもOK!
今は栄養豊富な市販のベビーフードや冷凍食品もたくさんあります。気負わず積極的に活用してみて。
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5.「お散歩」も立派なイベント
遠出は準備も移動も片付けも大変なもの。
近所をぶらぶら歩くだけでも、子どもは十分楽しめますよ。
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6.「今日はがんばらない日」を作る
何も予定を入れず、最低限だけやって、あとはダラダラ。
週1回でもそんな日があると、心の回復力が違います。
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7.育児の便利グッズに“堂々と”頼る
おしりふきウォーマー、泣き声感知アプリ、スマートスピーカーなど、便利アイテムは使い倒してOK!
「ちょっとした時短」が積み重なることで、気持ちにも余裕が生まれますよ。
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8.パートナーと“手抜きルール”を共有しておく
「この日はシャワーだけでOK」「掃除は週1でも◎」「ベビーフード&お惣菜DAY」
このようなゆる~い家庭内ルールを設定して、気持ちの余裕を持たせましょう。
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9.SNSは“比較”より“つながり”目的で活用
他の家庭と比べるとしんどくなるだけ。
リアルな悩みを共有できる仲間づくりのツールとして、便利な育児アイテムの情報収集の場として活用を。
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10.「子どもが元気ならOK」と思える心の余白を持つ
家事のやり残しも、夜ふかしも、時にはOK。
完璧じゃなくても、愛情はちゃんと伝わっています。
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- 結論はやっぱり、コレしかない!!
ゆる育児で、家族の笑顔が増える!
「育児がしんどい」「もう限界かも」と思った時こそ、“がんばりすぎない育児”を意識してみてください。自分をゆるめることで、子どもにも優しくなれたり、家庭に笑顔が増えたりします。
子どもと過ごす、今しかないこの時間。あなたらしく、ラクに、楽しく乗り切るために。“ゆる育児”マインドは、その大きな味方になりますよ。
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