災害時に赤ちゃんにコップを使って授乳は可能?カップ授乳のやり方を解説します
赤ちゃんにミルクを与える時に哺乳びんが消毒できないときは、コップで授乳する方法があることはご存知ですか?この記事では、災害などの非常時に役立つ赤ちゃんへのカップ授乳について、詳しいやり方をご紹介します。
《毎年8月30日~9月5日は、防災週間です》
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哺乳瓶が消毒できないときは、カップ授乳
災害時はストレス等で母乳が止まることや、哺乳瓶が消毒できないこともあります。
今回はいざというときのために、カップ授乳という方法を紹介します。まだ離乳食が始まっていない赤ちゃんでも、少しずつならカップで飲むことができます。使い捨ての紙コップや洗剤で洗浄したおちょこ等なら、消毒できない哺乳瓶より衛生面で安心です。カップ授乳の手順
カップ授乳はちゃんと目が覚めている状態のときに行います。カップの30%以上をこぼすという報告があるので、タオルとミルクを多めに用意しましょう。紙コップやおちょこなどを利用します。
手順1
赤ちゃんをできるだけ立てて抱っこします。
赤ちゃんの手がカップに当たらないようおくるみで包んでおきましょう。手順2
カップを赤ちゃんの下唇に軽~くのせるようにし、カップの縁が上唇の外側にふれるようにします。
手順3
軽くカップを傾けミルクを赤ちゃんになめさせるようなイメージで、ほんの2~3 滴程度、口に入れます。その後は赤ちゃんが自分のリズムで飲むのを見守ります。
※注ぎ込まないでください!カップ授乳でごくごく飲む赤ちゃんもいれば、時々休憩する赤ちゃんもいます。ママは、赤ちゃんの様子をよく観察し、赤ちゃんのペースを尊重してあげましょう。予定している量を飲まなくても、授乳時間は 30 分まで。飲み残しは廃棄します。時々げっぷを出してあげましょう。
カップではなく、スプーンで飲ませてもOKです。
また、使い捨て用の哺乳瓶もあるので、防災用品として常備しておくのもおすすめです。
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