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災害で止まったライフラインの復旧目安は?子どもがいる家庭の注意点も解説します

災害はいつどこで起こるか分かりません。もし被災して水道や電気などのライフラインがストップしてしまったら、どのくらいで復旧するのでしょうか?この記事では、災害で止まったライフラインの復旧の目安や、子どもがいる家庭で災害に備える場合の注意点などを解説します。日ごろの備えはもちろん、防災に関する知識として、ぜひ参考にしてくださいね。

《毎年8月30日~9月5日は、防災週間です》

2022.05.17
(インスタグラム投稿日:2020.09.01)
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ライフライン復旧の目安

災害時、ライフラインの復旧の目安は以下の通りとされています。

災害時の電気・水道・ガズのライフラインの復旧の目安を表にまとめた図

生命にかかわる水は最も早く復旧します。水は復旧が遅れても別の手段で入手する方法がありますが、もっとも復旧に時間がかかるのはガスです。カセットコンロやガスボンベがあると安心です。

季節関係なく、常備しておきたいのがカイロ!防寒以外にも、液体ミルクやレトルト食品を温めるのに使えます。ぜひ防災グッズとして常備しておきましょう。

防災用トイレは必須で備蓄!水のうで水害対策を!

災害時、気を付けたいのがトイレです。
大きな地震の場合、配水管が壊れている可能性がありますので、戸建て・マンション問わず、トイレの水を流さないようしましょう。汚水が逆流してしまう可能性があります。(マンションでは低層階が影響を受けます)水害時は下水処理が追い付かず、逆流したり、詰まったりすることも。
配水管を水のうで塞ぎ、水害対策をしましょう。

防災時にトイレが逆流しないように水のうで対策をしているイラスト

防災用トイレは必須で備蓄しておきましょう。
トイレの使用は自治体HPやマンションなどの共同住宅では管理会社に確認してからにします。

飲料水は必須で備蓄!

生活用水は給水タンクや給水袋で確保しておきましょう。
生命維持のため、飲料水3日分(1人あたり1日3リットル)の備蓄が必須。災害から3日を過ぎると身体を拭くなど衛生面での生活用水が必要になります。
トイレを除き、生活用水は1人あたり1日15~18リットルが目安です。生活用水を確保するためポリタンク、給水袋を用意しておきましょう。大きな水筒やウォータージャグを利用するのもよいでしょう。

台風や水害等の場合、気象庁から注意報や警報が発令されたタイミングでポリタンク等に水道水を溜めておきます。
※ポリタンクは持ち運びも踏まえ、10リットルが使いやすいサイズです

災害時にポリタンク等に水道水を溜めているイラスト

※注意※
「断水に備え、浴槽に水を貯めておきましょう」とよく言われますが、小さな子どもがいる家庭では、事故防止のため浴槽に水を貯めるのは避けましょう

日常的に生活用水を確保する方法

災害に備えて用意したほうが良いペットボトルの水やポリタンク、ウェットティッシュのイラスト
賞味期限切れの飲料水用ペットボトルの水

賞味期限が切れても風味が落ちるだけで未開封なら、生活用水として十分使えます。

ウォーターサーバーのボトル

ボトル型のウォーターサーバーのボトルを少し多めに備蓄しておけば、飲料水にも生活用水にも使えます。避難を考え、飲料水用ペットボトルの水もあるとよいでしょう。

ポリタンクに水道水

中性洗剤で消毒をした清潔なポリタンクに水道水を確保しましょう。直射日光を避け常温保管で半年もちます。半年毎に洗濯等に使って水を入れ替えをしましょう。


節水のため、ウェットティッシュやドライシャンプー、マウスウォッシュ等の備蓄もおススメです。

いざというときのために、防災グッズは準備しておきたいですね。

地震対策30点避難セット 防災グッズ
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※本記事は総務省消防庁や各自治体のHPを参考にこそだてDAYS編集部が制作しています。
災害は突然我が身に降りかかってくるものです。日ごろの備えはもちろん、防災に関する知識も覚えておくと安心ですね。
(こそだてDAYSママスタッフ)
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