パンやめん類などの小麦アレルギーについてわかりやすく解説

小麦と小麦粉のイラスト

パンやめん類をはじめ、様々な食品の原材料として使用されている小麦。高温で調理・加工しても、アレルゲン性が低下することがありません。小麦アレルギーの場合、料理で小麦粉を使う際に舞った粉などを吸いこむことでも発症します。 この記事では、特定原材料として表示が義務付けられている小麦アレルギーについて分かりやすく解説します。

公開日 2025.09.15
  • 丸型‐Lineアイコン
  • Lineアイコン

小麦粉の種類

薄力粉中力粉強力粉デュラムセモリナ小麦など

小麦を含む代表的な食品

  • パン
  • うどん
  • パスタ
  • 中華めん
  • 麩(ふ)
  • ぎょうざや春巻の皮
  • お好み焼き
  • たこ焼き
  • 天ぷら
  • 揚げもの
  • シチューやカレーのルウ
  • 菓子類(ケーキやクッキー、饅頭など)

  • など
小麦粉が原材料の、うどん、ケーキ、クッキーのイラスト

初めての離乳食では小麦アレルギーに気をつけよう

赤ちゃんに初めて小麦が含まれる離乳食を与えるときは、少量からはじめ、様子を見ながら進めましょう。
米粉パンなどの米粉製品にも、グルテンなど小麦が使用されていることがあります。アレルギーの事故も発生しているので、購入時に原材料等の表示をよく確認しましょう。

食品表示のイラスト

参考文献

消費者庁 食物アレルギー表示に関する情報
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/(最終閲覧:2025/08/19)
消費者庁「令和3年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書」(令和4年3月)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/allergy//pdf/20203saiji_1.pdf (最終閲覧:2025/08/19)
東京都「 アレルギー疾患に関する3歳児全都調査(令和元年度)」(令和2年10月)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/(最終閲覧:2025/08/19)
食物アレルギー研究会「小麦アレルギー」
https://www.foodallergy.jp/tebiki/wheat/(最終閲覧:2025/08/19)

※子どもの体調不良や症状が現れた際には決して自己判断をせず、かかりつけの医師にご相談ください。
小麦は、高温で調理・加工しても、アレルゲン性が低下することがありません。小麦アレルギーの場合、料理で小麦粉を使う際に舞った粉などを吸いこむことでも発症するので、注意しましょう。
(こそだてDAYS編集部)
like-icon いいね!   
  • 四角型‐LineアイコンLINEで送る

こんなアレルギーの記事もあります。