子どもの耳掃除は必要?注意点や正しいやり方を解説します
子どもの耳そうじ、どうしていますか?耳の中が汚れていると、つい気になって耳そうじをしたくなりますよね。でも、耳の中はとってもデリケート。赤ちゃんや小さな子どもの耳は、特に注意が必要です。自宅でできる耳そうじの方法を確認していきましょう。
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子どもの耳そうじはする?しない?
耳アカは本来、自然に外へ出ていく仕組みになっているのはご存知でしょうか。そのため、基本的には耳そうじの必要はないといわれています。
特に赤ちゃんや小さな子どもは、耳そうじ中に動いてケガをするリスクがあるので、無理に耳そうじを行わないほうがよいでしょう。耳の汚れが気になる場合は…
子どもの耳そうじは、ガーゼやタオルで耳の入り口や周囲の汚れを拭き取る程度で十分といわれています。安易に綿棒や耳かき棒を使わないようにしましょう。
■耳そうじのタイミングは?
子どもの耳そうじは、お風呂あがりなどで皮膚が柔らかくなっている時に行うのがおすすめです。
■耳の奥の耳アカが気になる場合
奥にたまった耳アカがどうしても気になるときは、耳鼻科を受診して取り除いてもらいましょう。
■耳そうじの頻度は?
耳アカのたまり方には個人差がありますが、多くても2週間から月1回程度で十分でしょう。
耳そうじで注意することは?
耳の中の粘膜はとってもデリケート。綿棒で傷つけてしまったり、子どもが動いてケガをしてしまったりすることもあるので、注意が必要です。
赤ちゃんや小さな子どもの耳には、市販の綿棒では大きすぎます。耳アカを取り除こうとしたつもりが、逆に耳の奥まで押し込んでしまったり、綿棒の先が取れて耳の中に残ってしまったりする危険も…。また、硬い素材の耳かき棒は耳の中を傷つけてしまう恐れもあるため、使わないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
パパやママが子どもの耳そうじを行う場合は、くれぐれも注意してくださいね。子どもが耳を頻繁に触る、かゆがる、痛がるなどの様子がみられたら、中耳炎や外耳道炎などの病気が隠れている可能性もあります。気になる症状があるときは、早めに耳鼻咽喉科や小児科を受診するようにしましょう。
けれど、子どもの耳そうじに綿棒や耳かき、柔らかいピンセットなどを使うことは、ケガにつながる恐れもあることをご理解いただけたのではないでしょうか。
子どもの耳はとてもデリケートです。ケアの際はくれぐれも注意してくださいね。