子どものケガ(すり傷、切り傷)サムネイル

子どものケガ(すり傷、切り傷)

傷の手当てに消毒薬は逆効果?!
子どもが転んでケガをした時、ふと頭をよぎるのは、自分が子どもの頃に対応してもらった方法ではないでしょうか。
令和の今、すり傷や切り傷に対する対処法はかなりアップデートされています。
この記事では、子どもがケガをした場合の応急手当について解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

2022.05.17
(インスタグラム投稿日:2021.07.15)
  • 丸型‐Lineアイコン
  • Lineアイコン

今は消毒薬や傷薬を使わない、が常識!?

子どもが転んでケガをした時、どうしていますか?

子どもが転んでいる画像

ひと昔前までは、傷口に消毒薬や傷薬を使い、乾かしたり絆創膏を貼ったりするのが一般的でした。
ところが今は、傷をきれいな水でしっかり洗って汚れを落とす傷を完全に乾かさず、少し湿った状態で治すなど、家庭での応急処置が変化しています。

消毒薬や傷薬などを使うと、逆に治りが遅くなったり、跡が残りやすかったりすることが分かってきたのです。

この記事では、新しい応急手当の方法をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

傷の応急手当

■傷口は流水でよく洗って清潔に

傷口に水を流しかけながら、砂や泥、木片などの汚れをしっかりと洗います。
よく泡立てた石けんで洗うこともおすすめです。石けんを使う場合は、傷口に泡が残らないようにしっかりすすぎましょう。
ばい菌による感染防止に一番有効な方法なので、子どもが痛がったり嫌がったりしても、なるべく丁寧に洗うようにしてくださいね。

転んでできた傷を水で洗い流している画像

以下のようなケガの場合は病院を受診しましょう。

  • ・極端に不衛生な場所や物でケガをした場合
  • ・傷口の汚れが置くまで入り込んで洗い流しきれない場合
  • ・細かいガラスで傷がついているような場合 ・・・など
■血が出ていたら圧迫止血

清潔なガーゼなどで傷口をしっかり押さえ、なるべく心臓より上に持ち上げます。血が出ている箇所を圧迫することで、止血しやすくなります。

傷口をガーゼなどで圧迫し、心臓より上に持ち上げている画像
  • ※10分~15分ほど押さえても出血が止まらない場合は、病院を受診しましょう。
■傷口を保湿

傷からしみ出てくる液(浸出液)には、傷を治す成分が含まれています。傷口をきれいにしたら、乾燥させないようにして、広めの絆創膏で覆いましょう。

子どもが転んでけがをしている画像
    浸出液は通常、サラッとしていて、やや透明感があります(血と混ざる場合もあります)。
    膿(うみ)と間違えるのでは?と思いがちですが、膿は黄緑色や茶色っぽくドロッとしていて、臭いがあり、痛みや熱を伴う場合が多いです。傷口が化膿して感染の恐れがある場合は、病院を受診しましょう。
■湿潤療法(しつじゅんりょうほう)を行う

湿潤療法とは、薬を使わずに洗浄後の傷口をフィルム材(市販の傷用パッドやラップなど)で覆い、傷口からしみ出てくる浸出液で保湿した状態を保つ治療法です。

湿潤療法として、薬を使わずに洗浄後の傷口をフィルム材(市販の傷用パッド)で覆っている画像
  • 湿潤療法を行う場合は、くれぐれもご注意を!
  • ・傷の状態によって、縫ったほうがいい場合や、深くてもそのままにしておいた方がいい場合もあります。迷ったら自己判断をせず病院を受診しましょう。
  • ・感染が疑われる症状がないか(患部周囲が赤くなる、熱をもつ、腫れや痛みが続くなど)、毎日よく観察してください。症状がある場合は病院を受診しましょう。
  • ・市販の傷用パッドは、小さな子どもには使用できなかったり、使用法に注意が必要だったりするものもあります。注意書きをよく読んで正しく使用しましょう。
  • ・ラップは医療用ではないため、あくまでも応急処置と考えましょう。
  • 応急処置として傷をふさぐの利用できるラップの画像

こんな時は迷わず病院へ! (形成外科、外科、小児外科)

  • ・傷の範囲が広い
  • ・傷が深くぱっくり開いている
  • ・傷口の砂や木片、ガラス破片などの異物が洗い流しきれない
  • ・不衛生な場所や物でケガをした
  • ・動物に咬まれた
  • ・出血が多い
  • ・痛みや腫れがおさまらない
※本記事は保健師監修のもと編集スタッフが制作しています。
※記載内容については、作成時の情報に基づく一般的な見解として作成しています。全ての情報の正確性・適法性を保障するものではありませんのでご了承ください。
※子どものケガで不安な症状が現れた際には決して自己判断をせず、医師に相談しましょう。
子どもが転んでケガをした時、ふと頭をよぎるのは、自分が子どもの頃に対応してもらった『かさぶたになるまで乾燥させる』『ひどい傷の場合は傷口に消毒薬や傷薬をぬる』…という方も多いのではないでしょうか。
今はまず最初に、傷をきれいな水でしっかり洗って、汚れを落とすことが良いとされています。 消毒薬や傷薬などを使うと、逆に治りが遅くなったり傷あとが残りやすかったりすると分かったのだそう。(私たちが受けていた手当は、いったい……。)
子どもがケガをした場合の最新の応急手当方法を、ぜひ参考にしてくださいね。
(こそだてDAYSママスタッフ)
like-icon いいね!   
  • 四角型‐LineアイコンLINEで送る

おすすめの商品

日本育児ベビーズゲート6ヶ月~24ヶ月対象
日本育児ベビーズゲート6ヶ月~24ヶ月対象
はじめてママ&パパの0~6才病気とホームケア
はじめてママ&パパの0~6才病気とホームケア

こんな豆知識の記事もあります。