子どもの乾燥肌を防ぐために必要なこととは?原因と対策をご紹介します
乾燥する冬、子どものお肌のカサカサが気になりますよね。かゆ~い乾燥肌のお悩み、原因と対策を解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
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子どものお肌に大切なことは?
子どものお肌は、とっても薄くてデリケート。生後3カ月頃から皮脂分泌が少なくなり、乾燥しがちになります。乾燥がすすむと、かゆみやしっしんが生じてしまうこともあります。
子どもの乾燥肌を防ぐためには、肌を清潔に保つこと、保湿をすることの2つが最も大切です。
寒い季節は特に、部屋の加湿と水分補給、そして子どもが肌を自分で傷つけないように爪を短く切っておくことも忘れないようにしましょう。
毎日のお風呂で子どもの乾燥肌対策
お湯の温度
38~40℃程度に設定し、入浴は10分以内(赤ちゃんは5分以内)に済ませましょう。
お湯の温度が高すぎたり、長風呂したりすると、お肌の保湿成分が流れ出てしまい乾燥しやすくなります。湯上りは、タオルでポンポンと軽く押さえるように水分をふき取りましょう。体の洗い方
ボディソープは、ベビー用せっけんなどの低刺激なものがおすすめ。
よく泡立てて、摩擦の少ない手や柔らかい布でやさしく洗います。せっけん残りがないように、しっかり洗い流すことも大切です。入浴剤の活用
保湿成分が入った入浴剤は、子どもの乾燥肌対策におすすめ。
生後3〜4カ月頃から使えるものもありますが、最初は少量から試し、子どもの肌に問題がないか確認すると安心です。大人用の入浴剤が心配な場合は、新生児から使える沐浴用の入浴剤や、肌への刺激が少ない無添加タイプを選ぶようにしましょう。肌の保湿
入浴後10分以内にベビー用クリームやワセリンなどで肌を保護します。タオルで肌の水分をふき取った直後に塗ると効果的です。
足の裏にクリームを塗ると滑りやすくなるため、その点は注意しましょう。主な保湿剤の種類
ベビーローション、ジェル
サラッとしていて塗りやすく、夏のスキンケアにおすすめ。水分を補い乾燥から肌を守る効果があります。
ベビー用クリーム
ローションよりも少しベタつきがありますが、その分保湿力が高く、比較的伸びも良いため塗りやすいのが特徴です。
ワセリン
冬の乾燥肌対策におすすめ。
ベタつきがありますが、肌への負担が少なく、肌表面にとどまり保護する効果があります。ワセリン自体に水分を補ったり肌の内部まで浸透する働きはありませんが、ローションやクリームと併用し、最後にワセリンを塗ると効果的です。ベビーオイル
肌から水分の蒸発を防ぐ保護膜の効果があります。伸びが良いため、ベビーマッサージや、鼻や耳、おへその汚れ落としにも使えます。
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※アトピー性皮膚炎などで通院中の場合は、医師に相談してから使用しましょう。