おもちゃ選びでまず見ておきたい「子供PSCマーク」知ってる?

ベビーベッドやおもちゃ、ベビーカーに、共通したひし形や丸形のマークが付いているのを見たことはありませんか?
実はこれ、赤ちゃんや小さな子どもを事故から守るために新しくできた「子供PSCマーク」。
この記事では、子供PSCマークが対象とする製品の種類、制度がスタートした時期と経過措置(移行)期間、購入・使用時に気をつけたいポイントについてわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 「子供PSCマーク」の意味と、制度の開始時期
- 対象になる製品と、マーク無しでも販売可能な経過措置期間
- マークがあっても使い方に注意すべき4つの安全チェック
- 従来のPSCマークやSGマーク・STマークとの違い
※本記事は経済産業省・消費者庁・製品評価技術基盤機構(NITE)など公的機関が公表している情報をもとに作成しています
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「子供PSCマーク」ってどんな制度?
「子供PSCマーク」は、2025年12月25日から始まった新しい制度です。
これまでも「PSCマーク」という安全基準はありましたが、乳幼児が使う製品による事故を減らすことを目的として、子ども用の製品向けに新しいマークが設けられました。国が定めた技術基準(安全基準)を満たし、対象年齢や使用上の注意事項(警告表示)がきちんと表示された製品に付けられます。
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子供PSCマークの対象製品は?いつから表示義務があるの?
子供PSCマークの対象製品は段階的に増えていて、2026年8月時点では次の4種類が対象になっています。
子供PSCマークの対象製品 対象製品 表示義務の開始 移行期間(マークなし製品の経過措置) 3歳未満向けおもちゃ(乳幼児用玩具) 2025年12月25日〜 制度開始前に製造・輸入された製品は表示なしでも販売可 ベビーベッド(乳幼児用ベッド) 2025年12月25日〜 2027年3月24日まで、従来の「ひし形PSCマーク」表示製品も販売可 乳幼児用
ベッドガード2026年7月8日〜 施行日から1年間(2027年7月8日まで)は表示なし製品も販売可 ベビーカー 2026年7月8日〜 施行日から2年間(2028年7月8日まで)は表示なし製品も販売可 ※移行期間(経過措置期間)中はマークのない製品も販売されます。 ![]()
経済産業省によると、今後も抱っこ紐や乳幼児用のいすなど、対象製品をさらに広げることも検討しているとされています。今後の情報にも注目です。
使い方次第では事故につながる危険も!4つの安全チェック
子供PSCマークは、あくまで「国の安全基準を満たした製品」であることの証です。
マークがついていても、使い方を間違えると思わぬ事故につながることがあるので、あわせて気をつけましょう。
実際に、使い方が原因で起きてしまった事故も報告されているので、次の4つのポイントを日々のお世話の中でチェックしてみてください。① ベビーベッドに隙間がないか
ベビーベッドのフチに隙間があると、赤ちゃんの頭や体が挟まってしまうおそれがあります。
マットレスと柵の間に隙間ができないよう正しく設置しましょう。また、赤ちゃんがつかまり立ちを始めたら、床板の高さを下げて転落を防ぐことも大切です。
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② 1歳半未満の赤ちゃんにベッドガードを使っていないか
ベッドガードは、1歳半(生後18か月)以上の子どもがベッドから転落するのを防ぐための製品です。対象年齢に満たない赤ちゃんに使うと、ベッドガードとマットレスの隙間に挟まるなど、かえって事故につながるおそれがあります。
ベッドガードは生後18か月未満の乳幼児には使用しないのが鉄則。取扱説明書の指示どおりに、隙間なく取り付けましょう。
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③ ベビーカーのシートベルトを付けているか
「すぐ降りるから」などの理由でシートベルトをせずに乗せると、段差や急な揺れで転落してしまうおそれがあります。
短時間の移動でも、シートベルトは必ず装着しましょう。折りたたむときは、子どもの手や指が近くにないかを確認してから行うと安心です。
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④ 対象年齢を確認しておもちゃを渡しているか
きょうだいが使っているおもちゃなど、対象年齢外のものを何となく渡してしまうと、小さな部品の誤飲やケガの原因になることがあります。
購入時・使用前に対象年齢を必ず確認しましょう。上の子のおもちゃも、できるだけ下の子の手が届かない場所に保管しておくと安心です。
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「安全な製品を選ぶこと」と「正しく使うこと」は、どちらも子どもを事故から守るための大切なポイントですよ。
よくある疑問 Q&A
どれも「安全に配慮した製品の目印」という点は共通していますが、性質が少し違います。
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子供PSCマーク国(経済産業省)の技術基準に適合し、対象年齢や注意事項の表示が法律で義務づけられた乳幼児向けの特定製品に特化したマーク ![]()
PSCマーク国(経済産業省)の技術基準に適合し、ライターや乗車用ヘルメット、石油ストーブなど、誤った使用や不具合で重大な事故につながる危険性の高い製品に付くマーク STマーク 一般社団法人日本玩具協会が、おもちゃ向けに定めた業界の自主基準をクリアした商品に付くマーク SGマーク 一般財団法人製品安全協会が認証するマークで、対象製品による事故が起きた場合の賠償制度が付いているのが特徴 ※移行期間中は、子供PSCマークがまだ付いていない製品でも、STマークやSGマークが安全性の目安になります。 子供PSCマークの対象製品は今後も増えていくの?
経済産業省では、今後抱っこ紐や乳幼児用のいすなども対象に加えることが検討されています。今後も対象製品や表示ルールが更新される可能性があるため、購入前に最新情報を確認してみましょう。
子供PSCマークがない商品は買わないほうがいい?
マークの移行期間中は、対象製品(乳幼児用ベッド・乳幼児用玩具・ベビーカー・乳幼児用ベッドガード)にも子供PSCマークが付いていない商品が店頭に並ぶことがあります。これはルール上認められている経過措置なので、マークがない=危険というわけではありません。経過措置の期限は製品によって異なります(ベビーベッドは2027年3月24日まで、ベッドガードは2027年7月8日まで、ベビーカーは2028年7月8日まで)ので、心配なときは、従来のPSCマークやSTマーク、SGマークなど他の安全マークがついているかもあわせて確認し、迷ったら販売店やメーカーに聞いてみると安心ですよ。
フリマアプリなどで購入する場合のポイントは?
フリマアプリなどの個人間売買でも、乳幼児用ベッドや乳幼児用玩具などは、子供PSCマークの表示がない商品の出品を禁止しているサービスもあります。購入前には、商品写真や説明文でマークの表示を確認し、あわせて次の点もチェックすると安心です。
- 対象年齢や注意事項が書かれた取扱説明書がついているか
- 破損・変形・部品の欠損がないか(中古品は経年劣化にも注意)
- リコール対象の製品でないか(メーカーサイトなどで確認できます)
個人間の取引は基本的に自己責任になるので、少しでも気になる点があれば出品者に質問し、不安が残る場合は購入を見送るという判断も大切ですよ。
※制度の詳細や個別の製品については、内容が更新される場合があります。
※購入・使用にあたって不安な点がある場合は、販売店や消費生活センターなどにあわせてご確認ください。







