重篤化しやすいので注意!そばアレルギーについてわかりやすく解説

そばアレルギーは、アナフィラキシーを引き起こし、重篤化しやすいことで知られています。 乳児期に発症しがちな卵や牛乳、小麦は、年齢とともに食べられるようになることも多いですが、そばアレルギーは治りにくく、生涯にわたって除去が必要となる人もいます。この記事ではそばアレルギーについてわかりやすく解説します。
-
そばが原材料、またはそば粉を含む可能性のある食品
麺(日本そば・韓国冷麺等)、菓子類(饅頭・ぼうろ・かりんとう・ケーキ・クレープ等)、そば茶、餅、寒天、雑穀ミックス、こしょう、パン、サラダ、スープなど
![]()
そばやそば殻を含む可能性のある生活雑貨
サプリメント(そばポリフェノール)、化粧用パック剤、枕、玉入れの玉、鳥や家畜のえさ、土壌改良材、堆肥など
うどんのつなぎや、打ち粉としてそば粉が利用されていたり、料理や菓子類などにそばが使われたりしている場合もあるので注意しましょう。また、空気中に舞ったそば粉や、“そば殻”の枕のホコリなどを吸い込むことでアレルギー症状が出る場合もあります。
![]()
そばと同じ鍋でゆでたものを食べるのもNG
そばアレルゲンは、水に溶けやすく熱に強い性質があります。そのため、そば そのものだけでなく、そばと同じ鍋でゆでた他の麺類を食べた場合も、そばアレルギーを発症する可能性があります。そばを食べないように気を付けていても、「そばは使われていないだろう」という思い込みで、気づかずに体内に入ってしまう可能性も。外食時は、そばを提供している飲食店を避けるなど、特に注意しましょう。
![]()



