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ずんこ
- タイ在住の日本人漫画家、イラストレーター。 日本でマンガ家アシスタントなどを経験後、シンガポールのローカルアートスクールにてマンガの描き方を教える。現在はタイ・バンコクを拠点にマンガ・イラストの制作をしている。他にも、シンガポールやベトナムのイベントに、マンガ風似顔絵ブースで参加をするなど、マンガを通してさまざまな人達と交流していきたいと活動を広げている。
産まれたばかりの赤ちゃんのおむつは、初めてだとどのようなものを選べばよいのかわからず、迷ってしまいますよね。ここでは、赤ちゃんの紙おむつの種類についてご紹介します。
産まれてからすぐに使うのは、テープタイプの紙おむつです。使うときはおむつを開いて平面状にし、身体に当ててからおしりとおなか全体を包み、前側でテープを留めます。パンツタイプよりも安価なため、使用する枚数が多いねんね期の赤ちゃんにおすすめです。
パンツタイプのおむつは、はじめからパンツ状になっている、赤ちゃんにはかせるタイプの紙おむつです。赤ちゃんが動くようになると、テープタイプのおむつがずれておしっこが漏れてしまうことがあります。そのため、一般的に生後5~6か月頃のはいはい時期や腰が座ってきた頃にパンツタイプのおむつに切り替えます。
おむつ替えはどうやってやるのでしょうか?
赤ちゃんの一般的な紙おむつ(テープタイプ)の交換方法について解説します。
紙おむつは、おしっこやうんちをしておむつが濡れると、真ん中の黄色いラインが青色に変わるタイプが一般的です。青いラインが出ていたら、おむつ替えのサインです。まずは新しいおむつを用意し、広げてギャザーを立てます。おしりふきも、すぐ使えるように出しておきましょう。
取り替えるおむつの下(おしりの下)に、新しいおむつを敷きます。
交換前の紙おむつをひらき、赤ちゃんのおしりに付いているおしっこやうんちの汚れを、おしりふきで拭き取ります。このときに、汚れが尿道や膣に入らないよう、前から後ろに向かって優しく汚れを拭き取るのがポイントです。
片手で赤ちゃんの両足を軽く持ち上げ、もう片方の手で汚れたおむつを丸めながら、ゆっくり引き抜きます。その後、おへそがしっかり隠れる位置で、新しいおむつをあてます。左右対称になるよう、両脇のテープを止めます。このときに、お腹周りがきつくならないよう、指が1本ほど入るくらいのゆとりを持たせます。
最後に、足回りのギャザー(フリル)を外側に出し、整えて、股にフィットさせます。ギャザーが内側に入ったままだと、おしっこやうんちが漏れる原因になりますので、きちんと出ていることを確認しましょう。
汚れたおむつはくるくると小さく丸めて、サイドのテープで止めます。臭いが漏れないよう、ビニール袋等に入れて、ゴミ箱に捨てます。
※離乳食が始まり、固まったうんちが出るようになったら、うんちはトイレに流してからおむつを捨てましょう。
おむつが小さすぎると、おむつかぶれの原因になったり、逆に大きすぎるとおしっこやうんちが漏れてしまったりするため、赤ちゃんにとって適切なサイズを選ぶことが大切です。ここでは一般的な紙おむつのサイズとサイズアップのタイミングをご紹介します。
紙おむつのサイズは以下の通り分かれており、赤ちゃんの体重を目安に選びます。
新生児サイズ | ~5㎏ |
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Sサイズ | 4~8㎏ |
Mサイズ | 6~11kg |
Lサイズ | 9~14㎏ |
ビッグサイズ | 13~25kg |
「そろそろおむつをサイズアップしたほうがいい?」と感じたときは、以下を目安にサイズ変更を検討してみてください。
新生児期の赤ちゃんのおむつ替えがもっとも多く、成長に伴い膀胱に溜められるおしっこの量が増えるため、紙おむつの交換頻度が減っていきます。月齢ごとの紙おむつの一日の使用枚数を知り、紙おむつの買いすぎには注意しましょう。
生後0~3か月 | 12枚 |
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生後3~6か月 | 10枚 |
生後6か月~1歳6か月 | 8枚 |
1歳6か月~2歳6か月 | 6枚 |
お出かけするときのおむつ替えはどうしよう?おむつ替えできるところはあるかな?
初めて赤ちゃんとお出かけするときは心配になりますよね。外出時にあると便利で、安心なおむつ替えのグッズをご紹介します。
おむつ替えシートとは、おむつ替えをするときに赤ちゃんの下に敷く汚れ防止用のシートです。防水加工がされているものや、コンパクトに畳めるもの、中には使い捨てタイプのものまで幅広い種類があります。
男の子の場合、おむつを替えるときにおしっこがピューっと飛んで、赤ちゃんやママ・パパの洋服や、周りが汚れてしまうことがあります。おむつ交換時に、おしっこカバーでおちんちんをカバーしておくと、おしっこの飛び跳ねを防止できます。
おむつやおしりふき、消臭袋を入れて持ち運ぶのには、おむつポーチが便利です。さまざまなブランドからおしゃれなデザインやキャラクターのデザイン、機能的な商品が発売されています。
普段のおむつ替えで使う紙おむつの他にも、夏の水遊び用のパンツや、トイレトレーニングパンツで紙製の使い捨ての製品もあります。
夏の季節には、おむつが外れる前の赤ちゃんの水遊び用の使い捨てパンツが活躍します。水遊び用の紙おむつには吸収体が入っていないため、プールや水遊び場に入ってもおむつがふくらみません。おしっこをしてしまっても簡単には漏れませんが、中に水分は溜まっているので脱ぐときには注意が必要です。
トイレトレーニングパンツ(通称:トレパン)とは、おむつから普通のパンツに移行する間に使う専用の下着です。布製と紙製がありますが、紙製のトレパンは、おしっこを吸収しつつも、パンツが濡れた感覚が伝わりやすい作りになっています。
赤ちゃんが産まれてから、おむつを卒業するまで、毎日何度も行なうおむつ替えですが、赤ちゃんの成長は早く、意外とすぐにサイズアウトしてしまうことがあります。月齢ごとの一日のおむつ替えで必要となる枚数や、おむつの種類やサイズを知って、紙おむつを買いすぎないようにしましょう。また、おむつ替えの便利グッズを揃えておくと、安心して楽しくお出かけができるので、おすすめです。