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ずんこ
- タイ在住の日本人漫画家、イラストレーター。 日本でマンガ家アシスタントなどを経験後、シンガポールのローカルアートスクールにてマンガの描き方を教える。現在はタイ・バンコクを拠点にマンガ・イラストの制作をしている。他にも、シンガポールやベトナムのイベントに、マンガ風似顔絵ブースで参加をするなど、マンガを通してさまざまな人達と交流していきたいと活動を広げている。
「戌の日(いぬのひ)」とは、十二支のひとつである「戌(いぬ)」が割り当てられた日のことを指します。十二支は12日ごとに巡るため、約12日に1回「戌の日」が訪れます。
「戌」は「犬」を意味します。犬は一度に多くの子を産み、お産も比較的軽いことから、古くから安産の象徴とされてきました。そのため、特に妊婦さんにとって縁起の良い日とされ、安産祈願をする風習が生まれました。
腹帯(はらおび/ふくたい)とは、妊婦さんのお腹に巻く帯のことです。戌の日には「帯祝い(おびいわい)」として腹帯(岩田帯)を巻く風習があります。神社によっては、祈祷の際に岩田帯をもらえる場合もありますが、自分で用意した腹帯を持参して祈祷を受けることもできます。事前に神社へ問い合わせて確認すると良いでしょう。
腹帯には、お腹の冷えを防ぎ、大きくなるお腹を支えて安定させる役割があります。昔から「さらし」の帯が使われていますが、巻くのに時間が掛かったり、ずれたりすることもあります。そのため、現代ではガードルやコルセットなど、さまざまな形や種類が販売されています。自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
一般的には、安定期に入る妊娠5か月目の最初の「戌の日」に、安産を願って神社で祈願する慣習があります。代表的な神社には、水天宮(東京)、中山寺(兵庫)、住吉大社(大阪)などがあります。
安産祈願の初穂料は、5,000円〜1万円程度が相場です。神社やお寺によって金額が異なるため、事前に神社の公式サイトや電話で確認しておくのもおすすめです。初穂料は、紅白の蝶結びの水引がついたのし袋に入れると良いでしょう。
2025年(令和7年)の戌の日をご紹介します。 一般的に、安産祈願は「妊娠5か月目の最初の戌の日」に行いますが、大安の戌の日に合わせて祈願する方も多くいます。
ただし、大安や先勝などの「六曜」は習慣的なものであり、安産祈願の際に必ずしも大安の日を選ぶ必要はありません。また、「妊娠5か月目の最初の戌の日」にこだわる必要もありません。ご自身やご家族の都合や体調を最優先に考え、無理のない日を選んで出かけるようにしましょう。
戌の日は、犬の安産にあやかり、妊婦さんが安産祈願を行う縁起の良い日です。特に「妊娠5か月目の最初の戌の日」には、神社での祈祷や帯祝いを行うのが一般的です。ただし、戌の日は約12日に1回巡ってくるため、予定に合わせて適した日を選ぶと良いでしょう。神社での祈祷や腹帯の準備を通じて、母子ともに健やかな出産を迎えられるよう願いたいですね。
他のマンガにもコメントが届いています。
自分を変えようとするのっていいね
子供が強い と無理だよね
ポジティブだね