

- 対象期間
- 0歳~1歳3か月頃(個人差あり)
- 費用・価格
- 原則費用は発生しない。
この記事を監修いただいた専門家
保健師 シホ
10年以上にわたり自治体保健師として感染症や母子保健などの業務に従事し、多くの住民に寄り添い支援を行う。他にも、病院看護師としての臨床経験や学校保健師としての業務経験など、幅広く公衆衛生に従事する経験を持つ。現在、一人娘を育てながら、ICTを使ってより多くの人々の健康支援に寄与できるよう、育児コラムの編集・監修などにも活動を広げている。趣味は映画鑑賞。
この記事を監修いただいた専門家
管理栄養士 隅弘子
(ひろ子先生)
10年以上にわたり自治体保健師として感染症や母子保健などの業務に従事し、多くの住民に寄り添い支援を行う。他にも、病院看護師としての臨床経験や学校保健師としての業務経験など、幅広く公衆衛生に従事する経験を持つ。現在、一人娘を育てながら、ICTを使ってより多くの人々の健康支援に寄与できるよう、育児コラムの編集・監修などにも活動を広げている。趣味は映画鑑賞。
マンガ「ひとり歩き(つたい歩き)」
















- 【こそだて用語マンガ】はるとファミリー
赤ちゃんがひとり歩きする時期は?
ひとり歩きするのはいつから?
赤ちゃんがひとり歩きができるようになる時期は、個人差はありますが、1歳~1歳3か月頃といわれています。厚生労働省の調査では、1歳4か月までに90%以上の赤ちゃんがひとりで歩けるようになるという報告もあります。
つたい歩きからひとり歩きへ
赤ちゃんの発達は、お座り→ハイハイ→つかまり立ちへと進んでいきます。そして、つかまり立ちが成功したら、ママの手を持ったり家具につかまったりしながら、恐る恐る最初の一歩を踏み出し始めます。 最初のうちは慣れずにぐらついたり、よろめいたりして尻もちをついたりしますが、数日間もすれば上手にバランスが取れるようになり、いつしか大人のお手伝いなしで、ひとりで歩けるようになっていきます。

ひとり歩きの練習は必要?
ひとり歩きのサポート
つたい歩きをし始めた後の赤ちゃんは、最初はうまくいかずに尻もちをつくことも多いですが、少しずつバランス感覚を身に付け、自信もついていきます。歩くことが楽しい!と思えるよう、上手にサポートしてあげましょう。
届くか届かないかの位置におもちゃを置く
赤ちゃんがすでに立ち上がることができるのであれば、あと少しで手が届くぐらいの距離にお気に入りのおもちゃを置き、おもちゃのある場所まで歩けるように応援してあげましょう。

赤ちゃんの手を持って歩かせてみる
ママやパパが赤ちゃんの手を持って、数歩歩くのを手伝ってあげましょう。
手押し車を使う場合、安定したものであるかどうかをしっかりと確認しておきましょう。これから購入する場合は、安全基準をきちんと満たしたものを選ぶようにしましょう。

歩く環境を整える
歩くのに必要な筋力をつけるためにも、ベビーカー、ベビーベッド、チャイルドシートにいる時間をなるべく減らして、赤ちゃんがたくさん動けるようにしてあげましょう。
歩行器は必要?
歩行器は昔からある育児グッズで、赤ちゃんの歩行開始を早める訓練になるという理由で広まりました。そのため祖父母世代には、歩行器を勧める方が多いかもしれません。 ところが、現在では歩行器は歩行開始の訓練にならないとされています。 歩行器は歩く練習のためではなく、赤ちゃんの気分転換に使用したり、赤ちゃんの発達を妨げない程度に短時間だけ乗せてみたり、うまく活用していきましょう。

ファーストシューズはいつ用意すればいい?
ファーストシューズとは、赤ちゃんが初めて履く靴のことで、歩き始めの赤ちゃんが靴に慣れるためのシューズでもあります。
自分ひとりだけでよちよち歩きができる(10歩程度歩ける)ようになったら、ファーストシューズを履かせてあげるとよいでしょう。まずはお家の中でシューズを履いて歩くことに少しずつ慣れさせてあげることをおすすめします。
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[イフミー] ファーストシューズ
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サイズの測り方
ファーストシューズのサイズは、お店で測定してくれる場合もありますが、自宅で測る場合はつま先に5mm〜10mmほど余裕があるとよいといわれています。足の長さだけでなく、足の幅や甲の高さも意識して選びましょう。

ひとり歩きの安全対策

赤ちゃんがつかまり立ちをし始め、つたい歩きやひとり歩きへと発達していくにつれて、行動範囲がぐっと広がり、転倒や怪我、誤飲などの思わぬ事故が起きてしまうことがあります。周囲のちょっとした気配りで子どもの事故の大部分は防げるので、たっちし始めたら気を付けていきましょう。
ひとり歩きは早すぎても遅すぎても心配?

ひとり歩きが早すぎるのが心配
赤ちゃんの歩き始めが早すぎると、足腰を痛めやすいのでは?と心配するパパママもいるかもしれません。しかし、基本的には赤ちゃんが自分の意志で歩き始めたのであれば、特に問題はないといわれています。
ひとり歩きをしない、遅いのが心配
運動能力は個人差が大きく、生後8か月で歩く子や、1歳5か月頃に歩くようになる子もいます。また、つかまり立ちやつたい歩きはできるのに、なかなか最初の一歩が出ないという場合もあり、子どものタイプや生活環境などの違いによって歩行の時期はさまざまです。
赤ちゃんのO脚について
よちよち歩きの1歳半から2歳ごろの赤ちゃんは、「O脚」、つまり膝と膝の間が離れてしまって歩き方が不安定に見えることがあります。このO脚は「生理的O脚」と呼ばれ、赤ちゃんにはよくあることで、医療機関で相談すると「そのうち治ります」「様子見で大丈夫」と言われたりすることも。歩行が安定してくると少しずつ足が真っすぐになっていくので、あまり心配しすぎなくても大丈夫です。
どうしても心配!そんな時は
成長にもさまざまなパターンがありますが、ひとり歩きが遅すぎると感じる場合は、やはり不安になりますよね。赤ちゃんの両手を持って楽しくつたい歩きを促すことで、安心感から歩くタイミングが生まれることもあります。また、子育て支援施設や保育所の園庭開放などを利用し、いろいろなタイプの子どもの姿を見ることで、不安が解消されるかもしれません。

1歳6か月頃になっても歩く気配が見られなかったり、他にも不安や心配な点があったりする場合は、市区町村で実施される乳幼児健診や小児科で相談してみましょう。
まとめ
赤ちゃんが何にもつかまらずに一人で歩けるようになった時、赤ちゃん自身も「できた!」と笑顔になることもあります。赤ちゃんのペースに合わせて、ときにサポートしながら、親子でその瞬間の成長を楽しんでくださいね。

- 【こそだて用語マンガ】はるとファミリー

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”免除が適用されるのは、開始月・終了月に1日でも休業が含まれている月です。 つまり、「その月のうち一部でも休んでいれば、その月分まるごと免除になる」という、とても利用しやすい仕組みです。”とありますが 終了月は『終了日の翌日が属する月の前月まで』なので”一部”では足りないのでは。
バレルのめちゃショックだわ~
赤ちゃんを気遣って危ないものを高い所へするのありますよね~