離乳食初期(ゴックン期:生後5〜6か月)の進め方は?食べさせ方や注意点などを解説【管理栄養士監修】【保健師監修】
りにゅうしょく しょき
公開日 2023.12.18
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イラスト・ずんこさん
ずんこさん
子育て 監修
対象期間
生後5か月~生後6か月頃の乳幼児
費用・価格
食材(ベビーフード)代+食器・調理器具等
生後5か月〜6か月頃は、離乳食の初期にあたり、ゴックン期とも呼ばれます。最初は1日1回、1食1さじから食べさせて、乳汁以外のものを口に含ませる経験から練習していきます。離乳食スタート時は、迷うことも多いものですよね。この記事では、離乳食初期のスケジュールや、食べさせる食材、調理法や注意点などをご紹介します。【管理栄養士監修】【保健師監修】【マンガ解説】

マンガ「離乳食初期」

「こんにちは!管理栄養士のひろこです。今回は初期の離乳食について学んでいきましょう」と話す、一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生の漫画イラスト「離乳食初期はゴックン期ともいうんだよね」と話す育児用語を解説するおまめちゃん、「赤ちゃんがゴックンしやすいように食材をペースト状にします」と説明する一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生の漫画イラスト「つぶし粥ですね」「赤ちゃんの最初お離乳食ではなめらかにつぶしたおかゆを与えます」とつぶし粥を作っているママを見ながら説明する一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生の漫画イラストつぶし粥(10倍粥)の作り方、、①大きめの耐熱容器に炊いたごはん6グラム、水大さじ2を入れラップする。②電子レンジ(600w)で2分加熱して蒸らす。③赤ちゃんの成長に合った固さにつぶす。目安はポタージュ程度のなめらかさという説明イラスト離乳食初期の食べさせ方。①スプーンの先端に食べ物をのせる②した唇に軽くつけて上唇で取り込むのを待つ③水平に引き抜くという説明イラスト「初めてのひとくち、さあゴックンできるかな?」と赤ちゃんが食べるのを見守る一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生とおまめちゃんの漫画イラストおかゆを押し出す赤ちゃんを見て、「あららおかゆが押し出されちゃったね」というおまめちゃん、「繰り返し与えることで赤ちゃんも慣れていきますよ」という一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生の漫画イラストあきらめずにもう1回赤ちゃんにおかゆを食べさせると、ゴックンとでき「できた」と喜ぶおまめちゃんと一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生の漫画イラスト「ゴックン期の赤ちゃんは舌を前後に動かして食べ物をお口の中に取り込みませす」と説明する一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生の漫画イラスト「おかゆを食べられたら次は副菜に挑戦!」食材の例は、にんじん、バナナ、ほうれん草などという説明イラスト美味しくなさそうな赤ちゃんを見て「ほうれん草美味しくなさそうなをしているね」と話すおまめちゃん、「バナナなどと組み合わせると食べやすくなりますよ」とハンス一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生の漫画イラスト「副菜も食べられたら主菜にもチャレンジしてみましょう」と話す一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生、主菜の食材の例は、豆腐、しらす、白身魚などという説明イラスト離乳食を作り置きする場合は製氷皿で冷凍が便利です、解凍時間の目安は小1個約20秒、1個約30秒、2個約40秒、中心まで解凍されているか確認しよく混ぜましょうという説明イラストそして調理器具はしっかり洗浄し清潔を保ちましょう、熱湯消毒しやすい素材がおすすめという説明イラスト赤ちゃんのペースで無理なくすすめていきましょうという説明イラスト

離乳食初期:ゴックン期(生後5か月~6か月頃)

離乳食を与える時期は大きく初期・中期・後期・完了期の4つに分けられ、離乳食初期は「ゴックン期」とも呼ばれています。

離乳食開始の目安

赤ちゃんの離乳食を始める目安は、生後5〜6か月頃が一般的です。ただし、月齢だけではなく、食べるための準備がはじまっているかどうかを確認することが大切です。次のような、赤ちゃんの「食べたがっているサイン」が見られたら、そろそろ離乳食を意識してみましょう。

赤ちゃんが食べたがっているサイン

首のすわりがしっかりしていて寝返りができる

寝返りをするあかちゃんのイラスト

②支えがあれば5秒以上座ることができる
(5秒以上だと姿勢が安定して離乳食を食べさせやすいため)

ひとりでイスにお座りしている赤ちゃんのイラスト

③食べ物をじっと見る、手を伸ばそうとする、よだれや声を出すなど食べ物に興味を示す

ママが食べているおにぎりが気になり「あーあー」と声を出し身を乗り出す赤ちゃんのイラスト

④スプーンなどが口に触れても舌で押し出すことが少なくなる

ママの出したスプーンをパクっと口に入れる赤ちゃんのイラスト

赤ちゃんの口の動きと原始反射

赤ちゃんは、生まれながらにもっている原始反射の「哺乳反射」で乳汁を飲んでいます。さらに、赤ちゃんには口の中に固形物が入ると舌で押し出す「舌挺出反射(ぜつていしゅつはんしゃ)」もあり、反射が強い時期はスプーンなどを口に入れても、押し出すさまをみせます。この反射行動は生後5〜6か月頃になくなるため、最初はうまくいかなくても、④のように、徐々に離乳食を受け入れるように変化していきます。離乳開始前からスプーンをお口にトントンと触れさせて、練習をしていくといいですね。

おかゆを押し出す赤ちゃんを見て、「あららおかゆが押し出されちゃったね」というおまめちゃん、「繰り返し与えることで赤ちゃんも慣れていきますよ」という一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生の漫画イラスト

離乳食は適切な時期に始めよう

体格がいい赤ちゃんだとしても、生後4か月からなどの早い離乳食は避けましょう。また、やせているからといって早めにという判断もおすすめできません。食べ物を受け入れる胃腸などの消化器官が未熟の可能性もあります。
また、食物アレルギーがある可能性が事前に分かっている場合や、実際に症状が出ている場合でも、離乳食の開始時期を遅らせる必要はないといわれています。子どもに発しんが出ているような場合は、医師の指示のもとで治療し、適切な保湿といったケアを行い、皮膚を整えながら始めるとよいでしょう。

離乳食初期(ゴックン期)の進め方は?

離乳食初期のポイント

離乳初期は、つぶしがゆからスタートします。
離乳食を開始して7~10日後を目安に、赤ちゃんが数さじ分食べられるようになってきたら、すりつぶした野菜なども加えていきます。開始後1か月ほど経ったら、豆腐や白身魚などのタンパク質にもチャレンジしてみましょう。

食事内容の目安

まずは1食1さじの量からスタート。赤ちゃんが慣れていくにつれて、さじの量を増やしていきます。

食事回数
1回食(慣れてきたら2回に増やしても)
調理形態
なめらかにすりつぶしたペースト状(ポタージュやプレーンヨーグルトくらい)

1さじってどのくらい?

離乳食用スプーンは浅く、直径も赤ちゃんのお口にあわせて設計されています。「小さじ1=離乳食スプーン3〜4杯」というイメージで「少量から」という量を示しているだけ。離乳食スプーンで3さじしか食べないなどで心配することはありませんよ。

食べさせ方

スプーンの先端に食べ物を乗せ、赤ちゃんの下唇にスプーンを軽くつけて、上唇で取り込むのを待ちます。食べ物が口の中に入ったら、スプーンを水平にゆっくり引き抜きます。
この頃の赤ちゃんはまだ口の動かし方に慣れていません。食べ物をこぼしてしまったり舌で押し出してしまうことがありますが、食べさせようとして口の奥に押し込まないようにしましょう。なかなか口を閉じてくれないときは、あごを優しく押してサポートしても。

離乳食初期の食べさせ方。①スプーンの先端に食べ物をのせる②した唇に軽くつけて上唇で取り込むのを待つ③水平に引き抜くという説明イラスト

お口の中もチェック!

赤ちゃんのお口に入った離乳食のゆくえを観察してみましょう。母乳育児用ミルクを飲み込む動きのように、食べ物が前後に動いてからごっくんしているはず。まだまだ乳汁の経験のほうが多いので、大人がイメージする「ごっくん」は、毎日続けることでサマになってきますよ。

母乳やミルクは?

離乳食初期は「食感や味に慣れる」ことが目標ともいえます。現段階では赤ちゃんが欲しがるだけ母乳やミルクを与えて問題ありません。離乳食を食べさせるタイミングの時は、離乳食のあとに母乳やミルクを足しましょう。

離乳食初期におすすめの食材

主食(メインのエネルギー源になるもの)

白米(10倍がゆ)

初期は、赤ちゃんが受け入れやすい固さの10倍がゆから始めましょう。お米は自然の甘味があり、アレルギーになりにくいことから、最初に与えるのにおすすめの食材です。

おかゆは必ず「10倍」にするの?

おかゆの固さは、必ずしも10倍でないといけないわけではありません。授乳・離乳の支援ガイド(厚生労働省)では、「10倍がゆ」ではなく「つぶしがゆ」と表現されています。なめらかで、赤ちゃんがごっくんしやすい形状に調整されたつぶしがゆとなっているかをチェックしてみましょう。

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うどん、パン(とろとろのうどんがゆ、パンがゆ)

米がゆに慣れてきたら、うどんがゆやパンがゆもはじめてみましょう。ただし、うどんやパンには小麦が使われているので、少量からスタートを。
うどんは初期にみあった固さにしづらいため、中期以降でもかまいません。また、パンに関しては材料にバターや乳製品が含まれているため、アレルギーに注意が必要なことや、食品添加物を含む可能性もあり、米がゆよりは注意が必要と言えるでしょう。あげる際には、くたくたになるまで煮て、少量から食べさせるようにしましょう。

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主菜(主にタンパク質を多く含むもの)

体の材料となるタンパク質は、食品に含まれる脂質の量が少ないものからあげると、消化に負担がかかりにくいのでおすすめです。

豆腐(大豆製品 加熱してつぶしたもの、豆乳・きなこなど)

タンパク質を与える際は、豆腐1さじからスタートしましょう。その他にも少量の豆乳でのばしたり、きなこをおかゆに混ぜてあげるのもおすすめです。

白身魚(真鯛、カレイ、ヒラメ)、しらす

豆腐の次は魚類にチャレンジ。火が通るまで茹でて、すりつぶしてとろとろにします。(ポタージュやプレーンヨーグルトくらい)

「副菜も食べられたら主菜にもチャレンジしてみましょう」と話す一般社団法人日本こども成育協会の食専科ディレクター隅ひろこ先生、主菜の食材の例は、豆腐、しらす、白身魚などという説明イラスト

卵(卵黄) ※生後6か月以降

卵を与える際は、卵黄からスタートします。卵のアレルゲンは卵白に多く含まれるものもあるためです。
茹で時間は20分以上と長めにし、ゆで卵の卵黄をそぼろ状にしてからお湯などでのばし、ポタージュやプレーンヨーグルト状にして少量ずつ与えてみましょう。
卵は食物アレルギーの可能性が心配な食材ですが、タンパク質の他にも鉄、ビタミンDなど与えたい栄養素が豊富な食材。開始時期を遅らせず、少量ずつ試していきましょう。

卵黄と卵白は加熱してから分けよう!

卵の卵黄と卵白は、ゆで卵にしてから分けるのがおすすめです。お菓子作りなどでは、生卵を割ったときに殻を使って卵黄と卵白を分けることもありますが、これだと完全に分けきれない部分があるため、卵を加熱をしてから分けてあげるようにしましょう。

卵に含まれるアレルゲンについて

卵に含まれるアレルゲンは、加熱によって変わる「熱変性」という特徴があります。かたゆで卵は20分以上、長めに加熱を行います。また、アレルゲンは卵黄より卵白に多く含まれるものもあります。茹でてから放置すると、卵白のアレルゲンが卵黄に移行するといわれているため、茹でた後は速やかに卵黄と卵白に分けて調理を進めます。卵黄1個分ほど食べられるようになるまでは、茹でた後に卵黄と卵白に分ける時間を少しずつ遅くしてみることで、少量ずつ卵白を食べる練習になるでしょう。

副菜(野菜・いも類・きのこ類・果物など)

かぼちゃ、にんじん、じゃがいも、さつまいも、ほうれん草、トマト

最初はとろとろのポタージュ状にします。トマトは茹でてのばしたものを与えます。甘味のある野菜は受け入れやすい傾向ですが、葉物類などの野菜はつぶしがゆに混ぜて食べさせるといいでしょう。

「おかゆを食べられたら次は副菜に挑戦!」食材の例は、にんじん、バナナ、ほうれん草などという説明イラスト

バナナとの組み合わせもおすすめ

ほうれん草などの葉物野菜は、甘味が強いバナナなどと一緒にあげると食べてくれるかも!大人ではあまりイメージがわかない組み合わせですが、スムージーの材料と考えると案外おいしいですよね。

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いちご、リンゴ、バナナ

最初はすりおろした果汁や、よくつぶしてなめらかにしたものを与えましょう。特にバナナは離乳食のどの時期でもおすすめできる、万能食材です。

離乳初期のおすすめレシピ

つぶしがゆ(10倍がゆ)

電子レンジで手軽に作れるつぶしがゆのレシピをご紹介します。
つぶしがゆは、離乳食の基本&鉄板メニュー。あらかじめ炊いたごはんを使うことで時短になりますよ。

材料(1食分)
  • ごはん(炊いたもの) ---6g
  • 水 ---大さじ2
作り方
  1. 大きめの耐熱ボウルに炊いたごはんと水を入れ、端を少し開けてラップをする。
  2. 電子レンジ(600W)で2分加熱し、取り出してそのまま10分蒸らす。
  3. 赤ちゃんに合わせてなめらかにすりつぶす。
    ※湯冷ましを少しずつ加えて、なめらかさを調整してもいいでしょう。
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やわらかさのポイント

赤ちゃんにあげる前に、形状のチェックをしましょう。ポタージュのようななめらかさになっていますか?
材料の量よりも、実際には加熱の程度や、そもそものお米の種類、ごはんの固さによっても仕上がりが異なります。また、時間が経つとつぶしがゆはどんどん糊化して食べづらくなり、赤ちゃんがべーっとだしてしまう原因になってしまうかも。

離乳食初期に役立つおすすめグッズ

離乳初期におすすめの調理器具や食器

離乳食調理セット

離乳食は進み具合に合わせて、食材をすりつぶしたり裏ごししたり、やわらかさや形をこまめに変える必要があります。わずかな分量でも作りやすい、専用調理器具のセットが便利です。

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製氷皿、フリージングトレー

離乳食は、作り置きしておくと時間のない時でもすぐに食事を用意できます。 製氷皿などの清潔な容器に小分けにして冷凍し、凍ったら製氷皿から外して、ジッパー付き保存袋などにまとめて入れて冷凍保存しておきます。使う時に必要分だけ取り出して利用することができるので便利です。 1〜2週間を目安に使い切りましょう。 解凍の際は、中心まで加熱されているか確認し、よく混ぜましょう。

解凍の目安(600wの電子レンジ)
小1個(5g)約20秒
1個(10g)約30秒
2個(20g)約40秒
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ブレンダー

離乳食初期は野菜をなめらかにすりつぶす必要があります。作り置きなどで、ある程度の量を用意したい場合はブレンダーを使うと、すりつぶし作業が早く、ラクにできるようになります。使用中の音が大きい製品もあるため、使うタイミングや時間帯に気を付けて。

ハンドブレンダー1台5役
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離乳食用スプーン

離乳食の初期から中期頃は、ママやパパがスプーンを赤ちゃんの口に運んであげる食べさせ方がメインになります。赤ちゃんの小さい口にも合うサイズのスプーンを用意して、食べやすさを高めましょう。100円ショップでも購入できますし、離乳食の調理セットに付属しているスプーンでもOK!麦茶やミルクを飲ませるときにも便利です。

SKATER マッシャー and スプーン ミッキーマウス
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食事用エプロン、スタイ

食べることにまだ慣れていない赤ちゃんは、口に入れた食事を吐き出してしまったり、こぼしてしまったりすることがよくあります。食事用エプロンやスタイをつけてあげると、洋服が汚れにくくなるのでおすすめです。食べこぼしをキャッチするポケットがあるタイプも役立ちます。

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肌の保湿剤、ガーゼなどの清潔でやわらかい布

赤ちゃんの肌はやわらかく、食材の刺激やよだれでかぶれてしまうことも。離乳食の前に、口周りにも使える保湿剤を塗るとスキンケアができます。清潔でやわらかい布は、食後の赤ちゃんの口周りや口内のお掃除にも役立ちます。

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離乳食初期に気を付けるポイント

「食事を楽しむ」ことを教えてあげましょう

赤ちゃんが生まれて初めての食べ物体験をする時期です。うまくお口にいれられなかったり、思っていた温度や形状じゃなかったことでびっくりすることもあるでしょう。離乳食の初期は、食事から栄養を摂れるようになるための練習のほか、赤ちゃんが「こういう時間があるんだな」「スプーンというものがあるんだな」「なんだかママやパパがニコニコしていて心地いいかも」と感じることも、「食べる力」を生む第一歩です。この時期だからこれだけ食べさせなくては!と赤ちゃんに無理やり食べさせないようにしましょう。焦りすぎずに、家族で楽しい食事の時間を過ごせるようにしてくださいね。

赤ちゃんの体調や様子を見て食べさせましょう

赤ちゃんが離乳食を食べたことで、体調に異変が起こる可能性もあります。特に初めての食材を与えるときは、赤ちゃんの体調がよい時に、必ず少量から始めて様子を見ましょう。平日の日中など、病院が開いている時間帯に試すと、万が一何かあったときにすぐ受診できるのでおすすめです。

食べさせる時の姿勢も大切に

「離乳食がうまく進まない」という悩みの原因のひとつとして、食べさせる時の姿勢があります。初期の離乳食の固さの目安は、ポタージュ状のペーストです。とろとろのペーストをごっくんしやすくするには、少し斜めがかった姿勢のほうが、こぼしづらいでしょう。保護者のお膝などで調整したり、バウンサーなどで固定できるのであれば、姿勢を維持しやすくなります。お口にいれて、ごっくんするための角度に注目しましょう。

アレルギー食材に注意しましょう

食事を与えるようになると、気になるのが食物アレルギー。食物アレルギーは乳児期の発症が多く、気をつけるポイントが多くあります。しかし、医師から除去するように指示されたもの以外は、離乳食に適したひととおりの食材を食べさせるのが望ましいとされています。

食中毒予防を心がけましょう

離乳期初期はペースト状にする理由からも、水分量がとても多いです。わずかでも細菌が付着していると、短時間で腐敗しやすいので、作る際にもあげる際にも注意をしましょう。1回口につけた離乳食は、スプーンを介して赤ちゃんの唾液が食品に付着します。食べ残しは廃棄しましょう。

細菌を「つけない」

調理器具はしっかり洗浄を!
お皿のふちや、すり鉢やうらごし器などの細かなところに菌が残りがちです。すみずみまで洗浄し、乾燥させましょう。

そして調理器具はしっかり洗浄し清潔を保ちましょう、熱湯消毒しやすい素材がおすすめという説明イラスト

細菌を「増やさない」

冷蔵保管を過信しない!
調理後に口を付けていない場合は、ラップをして冷蔵庫保管することはできますが、1〜2日で食べ切りましょう。

細菌を「やっつける」

加熱でリスク軽減を!
食中毒菌は加熱することでリスクを減らすことができます。電子レンジを使用する際には、加熱後、よくかき混ぜ、温度が中心まで均一になったものを食べさせるようにしましょう。冷蔵していた離乳食も、与える前にしっかりと加熱を。

まとめ

離乳は子どもの成長を見ながら、子どもの個性に合わせて進めることが大切です。生後5〜6か月頃の赤ちゃんは、「離乳食を飲み込むこと」「舌ざわりや味に慣れること」が主な目的。赤ちゃんの様子を見ながら、ひとさじずつ、ゆっくり始めましょう。


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管理栄養士・隅弘子(ひろこ先生)さん
管理栄養士・隅弘子(ひろこ先生)
管理栄養士/母子栄養指導士/一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクター
子どもの食と栄養に関する幅広い知識をもとにフリーランスで活動する。児童館内での食事相談・離乳食教室の開催といった行政業務に関わるほか、保育者向け、また資格取得に関する研修・講座講師として携わる。こそだてDAYSでは「子どもと食」に関するコラム記事の監修を担当。食事を栄養だけにとらわれず楽しく「食べる力」を育む家庭・保育現場をつくることを目標に奮闘中。趣味はドライブで音楽を聴くこと、体を動かすこと、休日は母業と息抜きのバランスをとって過ごしている。
保健師・SHIHOさん
保健師・SHIHO
10年以上にわたり自治体保健師として感染症や母子保健などの業務に従事し、多くの住民に寄り添い支援を行う。他にも、病院看護師としての臨床経験や学校保健師としての業務経験など、幅広く公衆衛生に従事する経験を持つ。現在、一人娘を育てながら、ICTを使ってより多くの人々の健康支援に寄与できるよう、育児コラムの編集・監修などにも活動を広げている。趣味は映画鑑賞。
ずんこさん
ずんこ
タイ在住の日本人漫画家、イラストレーター。 日本でマンガ家アシスタントなどを経験後、シンガポールのローカルアートスクールにてマンガの描き方を教える。現在はタイ・バンコクを拠点にマンガ・イラストの制作をしている。他にも、シンガポールやベトナムのイベントに、マンガ風似顔絵ブースで参加をするなど、マンガを通してさまざまな人達と交流していきたいと活動を広げている。
参考文献
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」
(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04250.html(最終閲覧:2023/07/11)