

- 対象期間
- 生後すぐから発語する前(2歳頃)まで
- 費用・価格
- 本・DVDなど 1,000円~2,000円くらい
ベビーサイン教室 無料~5,000円(1回)
この記事を監修いただいた専門家
保健師 シホ
10年以上にわたり自治体保健師として感染症や母子保健などの業務に従事し、多くの住民に寄り添い支援を行う。他にも、病院看護師としての臨床経験や学校保健師としての業務経験など、幅広く公衆衛生に従事する経験を持つ。現在、一人娘を育てながら、ICTを使ってより多くの人々の健康支援に寄与できるよう、育児コラムの編集・監修などにも活動を広げている。趣味は映画鑑賞。
この記事を監修いただいた専門家
管理栄養士 隅弘子
(ひろ子先生)
10年以上にわたり自治体保健師として感染症や母子保健などの業務に従事し、多くの住民に寄り添い支援を行う。他にも、病院看護師としての臨床経験や学校保健師としての業務経験など、幅広く公衆衛生に従事する経験を持つ。現在、一人娘を育てながら、ICTを使ってより多くの人々の健康支援に寄与できるよう、育児コラムの編集・監修などにも活動を広げている。趣味は映画鑑賞。
マンガ「ベビーサイン」

















- 【こそだて用語マンガ】はるとファミリー
ベビーサインとは?
赤ちゃんとベビーサインでコミュニケーションしよう
ベビーサインは、赤ちゃんと手や指を使ってコミュニケーションをとる育児法です。まだおしゃべりが上手にできない赤ちゃんからの「おっぱい」「ちょうだい」「もっと」「ねんね」などの要求がパパやママに伝わりやすくなります。手話に似ていますが、文法がある手話とは違い、ベビーサインは一語文のみとなっています。

ベビーサインの歴史
ベビーサインは、1990年代にアメリカのカルフォルニア大学で2人の博士によって研究されました。日本でも2000年以降、本や教室などにより全国に広まり、現在たくさんの子育て中のママやパパが実践しています。
ベビーサインの役割
耳で聞くだけでなく、ベビーサインを目で見ることで、ものに名前があることやコミュニケーションの楽しさに早くから気がつきやすくなります。特に、耳からの情報より目からの情報を得るのが得意なタイプの子にとっては、言語能力の発達においてとても大切です。
ベビーサインのメリットとデメリット
ベビーサインのメリット
ベビーサインで赤ちゃんとコミュニケーションをとることによって、親子の絆が深まる、赤ちゃんの言語能力の発達に役立つなど、赤ちゃんの成長や子育てをする上で様々なメリットがあります。
ベビーサインのデメリット
一方で、ベビーサインにデメリットは特にありません。中には、ベビーサインを使うと子どもの言葉の発達が遅くなるという考え方もあるようですが、これには正確なデータはありません。
ベビーサインを使うときはサインだけに頼らず、表情をつけたり、声かけも一緒に行ったりするとよいでしょう。
ベビーサインはいつから始められる?
ベビーサインは生後何か月から始められるのでしょうか。ベビーサインに適した月齢をご説明します。
生後すぐからでもOK
ベビーサインは生後すぐからおしゃべりが上手にできるようになるまで、いつでも始めることができます。おすわりができるようになる頃には、赤ちゃんから返事が返ってくることもあります。歩き始める頃には、サインを覚えるスピードも早くなり、使える単語が増えていくでしょう。
覚えるスピードや量には個人差がある
ベビーサインを覚えるスピードや量には個人差があります。赤ちゃんの成長や始めた時期によってもそれぞれ違いますので、なかなか覚えてくれなくても焦らず、楽しく続けてみましょう。
ベビーサインはどうやって教える?
よく使うサインを繰り返しやってみる
赤ちゃんにベビーサインを教えても、すぐに理解することはできません。普段からよくする声掛けをサインで繰り返し伝えることで、赤ちゃんが徐々にベビーサインを理解し、覚えるようになります。
ママが声をかけながら手でお手本を見せよう
「おっぱい飲もうね」「もっと飲む?」などと、表情豊かに、声をかけながら、タイミングよく手の動きを見せることが基本です。手の動きはゆっくり大きく、赤ちゃんが目で追いやすいようにします。赤ちゃんの記憶は曖昧なので、覚えるまで何度も繰り返します。赤ちゃんが興味を持つよう、歌や手遊びなどを交えながら一緒に楽しくやってみましょう。
ベビーサインを覚えるまでの6ステップ
- ①ママがベビーサインを見せる
- ②赤ちゃんがベビーサインを見る(まだ興味はもっていない)
- ③赤ちゃんがベビーサインを見てニッコリ笑う
- ④赤ちゃんが意味の持たないベビーサインをする
- ⑤赤ちゃんが曖昧なベビーサインをする
- ⑥赤ちゃんがベビーサインをする
赤ちゃんがベビーサインを認識しはじめたら、別のサインも試してみましょう。
最初に教えたいベビーサイン6選
よく使う簡単なベビーサインを覚えよう
初めに教えるベビーサインは、ママが赤ちゃんのお世話でよく使う言葉で、簡単なものから始めましょう。まずは6つのベビーサインのやり方をご紹介します。
おっぱい・ミルク
「おっぱい(またはミルク)を飲もう」のベビーサインは、片手をグーにした状態からゆっくりと手を開き、パーにします。この動きを繰り返します。

おいしい
「おいしいね」のベビーサインは、片手を頬において伝えます。

もっと
「もっとたべる」「もっとほしい」などのベビーサインは、両手を軽くすぼめて触れ合わせます。

替える
おむつや洋服などを「替える」のベビーサインは、握ったこぶしの手首を合わせ、手首を軸に入れ替える動きをします。

おしまい
ご飯が終わったときや、絵本を読み終わった後の「おしまい」のベビーサインは、胸の前で両手のひらを上に向け、反転させ手のひらを下に向けます。

暑い
「暑い」のベビーサインは、顔を扇ぐように手を振ります。

まとめ
赤ちゃんの要求がなかなか伝わらない状況は、赤ちゃんにとってもママとってもストレスがたまります。ベビーサインは、聴覚からと同時に視覚からの情報も得ることができ、よりコミュニケーションがとりやすくなる方法です。ベビーサインをさらに覚えたい方は、書籍やDVDも販売されています。また、大手ショッピングモール、産婦人科・小児科などの病院、日本ベビーサイン協会など全国各地で教室が開催されていますので、ぜひ調べてみてくださいね。-
今すぐできる かんたんベビーサイン
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”免除が適用されるのは、開始月・終了月に1日でも休業が含まれている月です。 つまり、「その月のうち一部でも休んでいれば、その月分まるごと免除になる」という、とても利用しやすい仕組みです。”とありますが 終了月は『終了日の翌日が属する月の前月まで』なので”一部”では足りないのでは。
バレルのめちゃショックだわ~
赤ちゃんを気遣って危ないものを高い所へするのありますよね~