![manga/6629edb86caca/manga_6629edb86cac3.png](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edb86caca/manga_6629edb86cac3.png?s=1080)
![ずんこさん](https://img001.kosodatedays.com/mangaka_icon/64211a56ec117/mangaka_64211a56ec10e.png?s=480)
- 対象期間
- 0歳、1歳、2歳
マンガ「遊び食べ」
![遊び食べをしているナオ、掴んで潰して伸ばして落としてという漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbc1de0b/manga_6629edbc1de05.png?s=1080)
![ナオが遊び食べを始め、「掃除してもすぐ散らかってもうイヤ・・・」とげっそりしているママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edb86caca/manga_6629edb86cac3.png?s=1080)
![どんどんひどくなっている気もする…と食べ物をぐちゃと潰しブンブン振り回す子どもを見て、「コラ!食べ物で遊ばないの!」と叱るママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbc777bd/manga_6629edbc777b7.png?s=1080)
![びっくりしてあーあーと泣き出す子ども、「泣きたいのはこっちだよ!」と箱ティッシュをかかえているママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbb71caa/manga_6629edbb71ca4.png?s=1080)
![子育てイベントにて「離乳食のご相談もお気軽にどうぞー」と声をかける一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生と、それに気づくママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbba7781/manga_6629edbba777b.png?s=1080)
![一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生と向かい合って席に座る、抱っこ紐で赤ちゃんを抱いたママが「あの…相談したいことが…」と話し始める漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edb8c0ef6/manga_6629edb8c0ef0.png?s=1080)
![「最近家で遊び食べがひどくってどうしたらいいでしょうか?」と相談するママと話を聞く一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生の漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edb96c2ec/manga_6629edb96c2e6.png?s=1080)
![「お子さんは今何か月ですか?」と聞く一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生に、「1歳1か月です」と答えるママ、「食べ物を自分で食べたい時期ですね」と話すひろ子先生の漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbbde6ce/manga_6629edbbde6c8.png?s=1080)
![「大人の価値観だと「遊び」と認識してしまいますが」と話す一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生の漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edb8f35d0/manga_6629edb8f35ca.png?s=1080)
![「ひろちで食べてみたいという意欲がでた「成長・発達」の証ともいえますね」と話す一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生、「確かについこの前までこうだった…」と子どもにママが食べさせているシーンを思い出すママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbb38fba/manga_6629edbb38fb5.png?s=1080)
![子どもの発達過程においては食べ物を食べる動作が出来てくる時期です、手でつかんだり指でつまんだりと説明する一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生の漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edb93aed3/manga_6629edb93aecd.png?s=1080)
![「遊んでいるように見えますが子どもなりに色々試しているのです」と説明する一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生、ファミレスで遊び食べをしている子どもにハラハラするパパママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edba4aa5d/manga_6629edba4aa56.png?s=1080)
![でもママとしては「やめさせなくては」「しつけがちゃんと出来てないのでは…」とと悩んでいる漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edba7a310/manga_6629edba7a309.png?s=1080)
![「そうなんです…まだ言っても分からないし」と話す抱っこ紐で赤ちゃんを抱くママが一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生に相談している漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edb9e0f1a/manga_6629edb9e0f14.png?s=1080)
![「この時期の遊び食べって叱ってもあまり意味が無いんです」と話す一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生、「そうなんですか?!」と驚くママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edba1e687/manga_6629edba1e681.png?s=1080)
![「子どもはひとりで食べるために色々考えています、発達に沿った自然な行動ですね」と説明する一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生の漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edb99deb7/manga_6629edb99deb1.png?s=1080)
![「そういった体験でたべものとたべれれないもの」の認識がつき始めます、「モノ」の分類ができるようになるのは2歳頃と説明する一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生の漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbab5e5b/manga_6629edbab5e56.png?s=1080)
![「食事の時間の負担が軽くなりそうなアイデアをお伝えしますね、参考になれば」と話す一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生、「お願いします」と答えるママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbb0d20d/manga_6629edbb0d207.png?s=1080)
![その1、食事に集中できる環境を整える、テレビを消したり、シーツで覆い隠したり、おもちゃなどを隠すなどという説明のイラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbad4c71/manga_6629edbad4c6b.png?s=1080)
![その2 汚れをなるべく防ぐ、エプロンを着せたり、手拭き口拭きを常備、倒れにくい食器を使うなどという説明イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbe2056f/manga_6629edbe20568.png?s=1080)
![その3 片付けやすいように工夫する、床に新聞紙や防水シートを敷いたり、食事の後に着換えやお風呂をするという説明イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbdd0d44/manga_6629edbdd0d3e.png?s=1080)
![その4 食事のルールや時間を決める、立ち上がったらごちそうさま、食事の時間は20~30分と決めておき集中していないときは切り上げるという説明イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6644027a7c720/manga_6644027a7c71a.png?s=1080)
![その5 生活リズムを見直す、だらだら食べたりおやつやジュース類をあげすぎていないかチェックするという説明イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b56d9e9ea2/manga_662b56d9e9e9c.png?s=1080)
![その6 1回の食事の量を減らす、食べきれたらたくさんほめておかわりを促すのもありという説明イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbe48808/manga_6629edbe48801.png?s=1080)
![その7 自分で食べるもの・ママが食べさせるものを区別するという説明イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbcab50f/manga_6629edbcab509.png?s=1080)
![その8 ママ自身の空腹を満たしておく、お腹が空いているとイライラしやすいためという説明イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbc4bf9a/manga_6629edbc4bf95.png?s=1080)
![「思い当たる点やトライできそうなものはありましたか?」と聞く一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生、「はい。ひとつずつ試してみます!」と答えるママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbd61f29/manga_6629edbd61f24.png?s=1080)
![そうだよね、まだ一人で上手に食べるには経験が足りないよねと思い、「パン食べる?あとはママと一緒に食べようね」と子どもに話しかけるママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbd816ff/manga_6629edbd816f8.png?s=1080)
![少しずつできるようになっていくんだからのんびり見守っていこう!と離乳食を手づかみで食べる子どもをみつめるママの漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbd3a788/manga_6629edbd3a782.png?s=1080)
![離乳食を一人で食べる子どもが、コップの水を顔にかけてしまい、わーと驚くママ、「ママ頑張って!」見守る一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクターひろ子先生の漫画イラスト](https://img001.kosodatedays.com/manga/6629edbda1d9b/manga_6629edbda1d94.png?s=1080)
遊び食べって何?
離乳食をはじめてしばらく経つと、子どもが食べ物を手でぐちゃぐちゃに混ぜたり、スプーンでお皿を叩いたりするようになってきます。この行動が食事で遊んでいるように見えるため、「遊び食べ」と解釈して、SNSなどでもお困りごととしてたくさんの投稿が見られます。
しかし、遊び食べには明確な定義はありません。食事のときにとる子どもの行動の一部を、大人の価値観で「遊び」と呼んでいるだけで、子どもにとっては大切な成長・発達の証です。
…とはいえ、ママやパパが子育てで抱える悩みのひとつでもありますよね。遊び食べとは何かを理解し、対処法を知って、この時期をうまく乗り切っていきましょう!
遊び食べと言われる行動
一般的には、以下のような行動が「遊び食べ」と呼ばれています。
- 食べ物を手やスプーンなどでぐちゃぐちゃにする
- 食べ物をテーブルになすりつけたりする
- スープに手をいれる(水遊びのような感じ)
- 麺類の場合、麺を両手で引っ張る
- 食べ物やお皿、コップをわざと投げたり、テーブルの下に落としたりする
- 飲みものの中に食べ物を入れる
- スプーン等でお皿やコップを叩く
- 食事中に席を立ってあちこち動き回る
- 椅子の上で立ち上がったりテーブルの上に乗ったりする
他にも、子どもが食事中に遊んでいるように見える行動全般が「遊び食べ」ととらえているケースがお悩みとしてよくある事例です。
遊び食べはいつから始まる?いつまでつづく?
個人差はありますが、遊び食べは離乳食後期とよばれる0歳の終わりごろから始まり、3歳くらいまで続くことが多いようです。2〜3歳未満の子どもを持つ保護者の方の約3分の1が、この遊び食べで悩んでいるというデータ※もあります。
※平成27年乳幼児栄養調査より
遊び食べが起きる理由は?
遊び食べをするのは、五感で覚える時期だから!
遊び食べが多く見られる0~2歳の子どもは、目の前の食べものという興味対象に対して吸う・触る・なめる・見る・叩くなどして、全身の感覚で物事を把握しようとします。
「触ってみたら熱かった」「やわらかい感触だった」という体験から「この食べ物は〇〇なもの」という理解をしていきます。大人のようにおもちゃ・たべもの・食器といった「モノの分類」がうまくできるようになるのは、2歳頃です。子どもにとっては食べ物もおもちゃも同じ「モノ」。好奇心から、この「モノ」を五感で把握しようとして「遊び食べ」という行動が現れます。
「遊び食べ」は、子どもの発達段階でみれば自然なことで、2歳前後に多い誤食・誤飲の事故を防ぐためにも必要な過程だとも言えます。
子どもの発達過程を知ろう
子どもの発達は以下のようにいわれています。
- 生まれつき内臓されているプログラムが、周囲からの刺激をうけ徐々に姿をあらわしていく
- プログラムの順番はあらかじめ決まっている
- 途中の段階を飛ばしたり、外から無理やりスピードアップさせたりすることはできない
ただし、発達は決まった順序で進むとはいえ、階段のように一定の高さや幅でステップアップするというイメージではなく、「何回試したからできる」といったことでもありません。周囲からの刺激を受ける環境や経験値によって、進み具合は一定ではないことも知っておくと良いでしょう。発達の順序を知り、先の見通しが立てられれば、焦らず、子どもの成長と発達を楽しみに待つことができます。
※(一社)日本こども成育協会「6歳までの子育て大全(アチーブメント出版)」
巻頭『発達スケールガイド(子どもの発達の道のり)』より
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/66397f7f9b3ca/manga_66397f7f9b3c5.png?s=1080)
-
6歳までの子育て大全
- amazon
遊び食べの状況を詳しく観察!
遊び食べの特徴を、各年齢ごとに見ていきましょう。
0歳
手づかみ食べが始まる頃。まだまだ食べ物を上手につかめないことで、途中で手を離したり、お顔や髪の毛にくっついたりすることが多い時期です。至って本人はまじめに食べ物と向き合っているだけなので、焦らず見守りましょう。
1歳
食べ物をつかむことを会得し、今度は“ひと口の量”を得るため、一気に頬張ろうとする時期です。お口の中にはいりきれなかった食べ物が外に飛び出たり、つぶれてしまった食べ物の対応がうまくいかないことでテーブル周辺が汚れたり、投げてしまったりすることもあります。
2歳
この頃は、スプーンに向き合いながら、様々な形状や硬さのものにチャレンジしている時期です。ただ、想像している食べ方ができないというジレンマによって、「くやしい」「思っていたのと違う」と感情もあわせてアクションが大きくなります。ここまでくると、おうちの方も子どもも「いやだ〜」と、まさに匙を投げたくなるかもしれません。
このように、2歳までは主に「自分で食べたい」という意欲に反して、失敗の様相が「遊び食べ」となるため、故意ではないことが多いです。むしろ、うまくいくための支援を求めています。スプーンやフォークなどの食具の持ち方をサポートしつつ、できた時のほめるタイミングを上手に挟みながら、応援する時期と思って見守りましょう。
遊び食べの対処法
その1食事に集中できる環境を整える
食べ物以外のものが気になって、よそ見をしてこぼれる…といった失敗が多くなることもあります。目の前の食べものを一人で上手に食べるためには、まわりの環境も大切です。またこの先、スプーンなど食具で食べられるようになっても食事時間がスマートに済むよう、集中できる環境で食事する習慣は大切です。
食事に集中させるために、テレビは消して、おもちゃやタブレットなどは片付けるようにしましょう。遊び食べは好奇心から生じますので、興味の引かれるものが周りにあると食事に集中しにくくなります。またママやパパが動いていると、気になって食事に集中できない子もいるので、できれば子どもの隣に座って食事を見守りましょう。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b0e2065cb7/manga_662b0e2065cb1.png?s=1080)
その2 汚れをなるべく防ぐ対策をする
多少の汚れは前提にしつつも、なるべくなら汚れないようにしたいですよね。便利なアイテムを活用しましょう。
ひっくり返りにくいお皿やコップを使う
ひっくり返りにくい食事プレート、シリコン性のマットと一体型になった食器、底が大きく倒れにくい赤ちゃん用のコップなどを活用すると便利です。割れやすい物はなるべく避けましょう。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b0e20ef712/manga_662b0e20ef70c.png?s=1080)
-
Wooden Teether 離乳食食器 ベビー用 くっつく 吸盤ボウル
- amazon
エプロンやスモックを着せる
食べこぼしをキャッチするポケット付のエプロン、袖まで覆うタイプのエプロンやスモックを着せると洋服の汚れが少なく済みます。使い捨てのエプロンなら後片付けも楽です。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b0e208f98c/manga_662b0e208f986.png?s=1080)
-
[COSHU] お食事 エプロン 長袖 マジックテープ
- amazon
手拭き・口拭きを常備する
ウェットティッシュやガーゼなどを用意し、子どもの手・口や、机にこぼしたものをさっと拭けるようにしておきましょう。汚れが広がる前にその都度拭くのも手ですが、あまり過度にしすぎず、子どものペースや意欲低下につながらない程度にしましょう。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b0e20b74e8/manga_662b0e20b74e2.png?s=1080)
-
Mama Bear ベビー 手口ふき 純水99% 日本製
- amazon
椅子に布製のクッションや座布団を敷かない
木やプラスチック製の拭き掃除が楽な椅子だと、さっと片付けが済みます。布製のクッションやハイローチェアの場合、汚れてしまったときのショックがさらに増大しやすく、イライラの原因となることも。
-
カトージ テーブルチェア 洗えるシート
- amazon
その3片付けが楽になる対策をする
この時期の食事はどう頑張っても汚れてしまうものですよね。片付けが楽になるような対策をしましょう。
食事の後は着替えをする
食事は汚れるものと割り切り、食後に着替えると決めるのも手です。 例えば、朝ごはんはパジャマのまま食べて食後に着替える、夜ごはんはお風呂の前に食べる。すぐお風呂だと思えば、多少汚れても気にならなくなります。昼ごはんは手間が増えますが、汚さないように気を遣うより、食べたら着替えると割り切ってしまうのもストレスを軽減させる方法です。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b0e2002d39/manga_662b0e2002d33.png?s=1080)
床にシートを敷く
あらかじめ床にレジャーシートや新聞・チラシを敷いておきましょう。汚れても食事後に捨てればOK。レジャーシートは撥水するものなら掃除が比較的楽で、繰り返し使えます。レジャーシートの上に新聞紙を敷くなど、組み合わせても良いですね。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b0e203ddd2/manga_662b0e203ddcb.png?s=1080)
-
床に敷くだけ!使い捨て食べこぼしシート大判 お得セット30枚
- amazon
その4 ルールや時間を決めて切り上げる
食事の時間をある程度決めておき、時間が過ぎたら切り上げてもいいでしょう。2歳くらいまでは「食べたい」という意欲で食事をすると30分程度かかってしまうことが多いですが、3歳以降は20分くらい
を目安としてもいいでしょう。
ダラダラと食事の時間が長引くと、ママやパパにとってストレスを感じやすいです。子どもが席を立ったり、食べ物を投げたりして遊び始めたときも食事を切り上げ、「遊んだらごちそうさまね」と静かに声をかけて片づけます。怒ったり叱ったりする必要はありません。
ただし、だんだんと大人と同じメニューも増えていく時期なので、噛みきれないなどの食べにくさが原因で時間がかかってしまうことがあります。子どもの咀嚼機能に見合った食事内容かどうかも確認しましょう。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b12ee76330/manga_662b12ee7632a.png?s=1080)
子どもは一度では分からない、何度も繰り返して学ぶ
食事を片付けようとしたとき、お腹がいっぱいになっていなければ、子どもは「もっと食べたい」という意思表示をします。そのときは、椅子などに座らせ、お皿を渡して食べさせましょう。遊び食べが始まれば、片づけを。子どもは大人と違い、一度では分かりません。根気が必要ですが、繰り返すことで「食べるときは座る」「遊び始めると食事ができない」ということを、少しずつ学んでいきます。
その5生活リズムを整え、食事の時間を決める
遊び食べをして食事が進まないときは、食事の前のおやつが多かったり、食事や睡眠の時間が不規則なことが理由で「食べるために必要な空腹感」がなかったりすることも考えられます。ある程度お腹を空かせてから食事にすれば、まとめて食べることができます。なるべく規則正しい生活を送り、おやつや食事も時間を決めて食べさせるようにして、ダラダラと断続的に食べたり飲んだりしないようにしましょう。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b575b746de/manga_662b575b746d8.png?s=1080)
その61回の食事量を減らす(食べきれた!という自信づけを)
食事の時間が長引くと子どもの集中力が切れてしまい、食べ遊びをすることも。そういうときは1回の食事の量を減らして、まずは食べることに集中させてみましょう。子どもが遊び食べを始める前に食事を終えることができます。そして、「全部食べきれた!」という達成感を共に喜びましょう。ほめられたことによって、もう少し食べられそうだったら「おかわり」という形で減らした分を食べてくれることも。もしくは、時間をおいて補食※をあげましょう。
※補食とは、不足する栄養素や成分を補うために摂取する食事のこと。子どもは胃が小さく、一度でたくさん食べきれないため、足りない栄養をおやつの時間(補食)で補います。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b1262c1e09/manga_662b1262c1e02.png?s=1080)
-
rinaty ベビー食器 ひっくり返らない 吸盤 プレート シリコン 食洗機 電子レンジ
- amazon
その7自分で食べるもの・ママが食べさせるものを区別する
パンなどの汚れにくいものは自分で食べさせ、汁物など汚れがひどくなりやすいものは具材だけチャレンジさせ、汁の部分はママが食べさせるというのもひとつの手です。上手に食べられるようになったら、徐々に自分で食べさせるようにしてみましょう。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b12635e4d3/manga_662b12635e4cd.png?s=1080)
その8ママ自身の空腹を満たしておく
お腹が空いているとイライラしやすいですよね。ママも一緒に食べられるものがあれば一緒に口にしたり、先に軽く食べておくなどして、イライラが発生しにくい状況を作るのも効果的です。
![](https://img001.kosodatedays.com/manga/662b12632ed38/manga_662b12632ed32.png?s=1080)
遊び食べがダメな理由をきちんと伝えよう
遊び食べは成長・発達の証とはいえ、ずっと好きにさせてよいということではありません。モノを投げたり、食器を叩いたり、食事のときに歩き回るなどの行為については、なるべく正しい食べ方でコミュニケーションをとりたいものです。伝え方も、「だめ!」と怒る前に「お皿がいたいみたいだね」「座って食べようね」など、「望ましいふるまい」についてシンプルに伝えていきたいものです。感情的にならないよう根気が必要ですが、伝え続けることで、徐々に理解していきます。
遊び食べをしない場合は?
逆に遊び食べをしない子もママとしては心配になるもの。遊び食べは時期にも内容にも個人差があります。なかには手が汚れるのを嫌がるなどの理由から、遊び食べに慎重な姿勢をとる子もいます。子どもが手づかみや自分でスプーンを持つことを嫌がると、ママは不安に思うかもしれません。 そんなときは、子どもが「自分で食べてみたい」と思えるような工夫をしてみましょう。
やってしまいがちなNGパターン!
「ちゃんと食べなさい」は伝わらない
つい言ってしまいがちですが、「ちゃんと」という抽象的な言葉は、この時期の子どもにはまだ理解できません。「お口に入る量にしようね」「もぐもぐしてね」など具体的に教えましょう。
「ダメでしょ!」は分からない
好奇心からやっていることなので、子どもはダメだと思っていません。そのため、何が良くないことなのか理由を具体的に伝えます。「食べ物を落とすと悲しい」、「しっかり食べてうれしい」など、表情や言葉で伝えてみるのもよいでしょう。
「無理やり食べさせる」と食事が嫌いになるかも…
遊び食べの時期は好き嫌いも増えてきて、栄養が摂れているか心配ですよね。栄養のためとはいえ、無理やり食べさせるのは良くありません。無理に口に食べ物を入れられたら、子どもは苦痛に感じます。食事が嫌いになってしまう可能性も。食べない場合は切り上げてしまいましょう。
3歳以降も遊び食べは続く
食具の発達の理由が解決してくると、自然と遊び食べの悩みは減っていきます。とはいえ、3歳以降は集中力が保てない食環境によって、いわゆる「遊んでいる食事」という遊び食べの悩みは残るかもしれません。その際には、先に挙げた「遊び食べの対処法」その1、4、5、6の内容を、適宜工夫しながら試してみてください。みんなが気持ちよく食事ができるように食卓でお稽古を重ねていきましょうね。
まとめ
「遊び食べは成長・発達の証、気が済むまでやらせてあげましょう」と育児書などに書いていることがあります。それは正しいかも知れませんが、ママの気持ちはそう簡単にはいきませんよね。遊び食べはそれなりの期間続くことが多いもの。遊び食べの対処法を参考に、パパをはじめママ友、子育て支援センター等のスタッフや保健師等、周囲の方にママの辛い気持ちを話しながら乗り越えていきましょう。
-
Tweet
-
シェア
-
LINEで送る
なおファミリーの他のマンガを読んでみよう
他のマンガにもコメントが届いています。
4歳の娘がいます。調べると21時までに寝かせるなど書いてあって、焦っていました。同時に、なんで寝てくれないのというイライラも正直ありました。でも読ませて頂いて、同じ、もしくは似た境遇で頑張ってるお母さんがいる事が知れたり、なんとかなるという気持ちを教わり、気持ちが軽くなりました。
私は長女20才長男17才次男13才次女11才三女10才三男5才の6人ママです! 少しのストレスをさける為にウチでは、トイトレをした事ありません💦 おむつが取れるのは他の方より遅いけどトイトレしなくても自然に取れてるからいいかなぁって思っていました!
セーフ?